ITエンジニアとして経験・学習したこと

ITエンジニアとして経験したり学習したことを忘れないよう、書いていきたいと思います。少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

SSAS(SQL Server Analysis Services)をサーバー間で同期化してみた(2)

今回も引き続き、SSAS(SQL Server Analysis Services)プロジェクトのサーバー間同期化について述べる。今回は、サーバー間同期を行う前の環境構築について記載する。

 

前提条件

下記記事の環境構築が終わっていること。

www.purin-it.work

 

また、Active Directoryのドメインコントローラ、同期元となるサーバーは下図の通りとする。

f:id:purin_it:gcp_before

 

やってみたこと

  1. 同期先となる、Enterprise EditionのSQL Serverを搭載した仮想マシンの作成
  2. SQL Server Analysis Servicesのポート開放(同期先)
  3. 仮想マシンをActive Directoryに参加させる(同期先)
  4. Invoke-Ascmdコマンドレットのインストール(同期先)
  5. 同期するSSASプロジェクトの作成(同期元)
  6. 同期先からのSSASプロジェクト参照確認

 

同期先となる、Enterprise EditionのSQL Serverを搭載した仮想マシンの作成

前回の「SSAS(SQL Server Analysis Services)をサーバー間で同期化してみた(1)」で述べた通り、同期先となるサーバーではEnterprise EditionのSQL Serverを搭載する必要がある。ここではその手順について述べる。

 

1) 前提条件を満たす仮想マシンを持つGCP(Google Cloud Platform)にログインし、「インスタンスを作成」ボタンを押下

f:id:purin_it:make_vm_1

 

2) ブートディスクで「変更」ボタンを押下後、下記画面にて、Enterprise EditionのSQL Serverをもつアプリケーションイメージを選択し、「選択」ボタンを押下

f:id:purin_it:make_vm_2

 

3) ブートディスクを確認し、名前・リージョン・ゾーン・マシンタイプを指定後、「作成」ボタンを押下

f:id:purin_it:make_vm_3

 

4) 以下のVMインスタンス画面で、作成した仮想マシン(domain-sub-vm-4)が表示されることを確認

f:id:purin_it:make_vm_4

 

5) ログインユーザーとパスワードの設定

作成した仮想マシンのログインユーザーとパスワードの設定を行う。その手順は下記記事の「Windowsユーザーとパスワードの設定」を参照のこと。

www.purin-it.work

 

SQL Server Analysis Servicesのポート開放(同期先)

先ほど作成した仮想マシンの、Windowsのファイアウォールルールについて、SQL Server Analysis Services用のポート番号:2383を開放する。その手順は下記記事の「Windowsファイアウォールルールの設定」を参照のこと。

www.purin-it.work

 

仮想マシンをActive Directoryに参加させる(同期先)

先ほど作成した仮想マシンを、既に作成済の「test-ad.co.jp」ドメインに参加させる。その手順は下記記事の「DNSサーバーのIPアドレス設定変更」「Active Directoryドメインへの参加」「Active Directoryドメイン参加後の確認」を参照のこと。

www.purin-it.work

 

Invoke-ASCmdコマンドレットのインストール(同期先)

SSASプロジェクトのサーバー間同期をコマンド操作で行うために、先ほど作成した仮想マシン上で、Invoke-ASCmdコマンドレットをインストールしておく必要がある。その手順は下記記事の後半部分を参照のこと。

www.purin-it.work

 

同期するSSASプロジェクトの作成(同期元)

同期元となるサーバー(domain-sub-vm-2)上で、SSAS(SQL Server Analysis Services)プロジェクトを作成する。その手順は下記記事を参照のこと。

www.purin-it.work

 

また、同期元となるサーバー(domain-sub-vm-2)から、SSASプロジェクトを参照した結果は以下の通り。

 

1) 同期元となるサーバーにログイン

f:id:purin_it:ssas_confirm_local_1

 

2) ローカルのAnalysis Servicesに接続

f:id:purin_it:ssas_confirm_local_2

 

3) 作成したSSASプロジェクトを参照できることを確認

f:id:purin_it:ssas_confirm_local_3

 

同期先からのSSASプロジェクト参照確認

先ほど作成した同期先となるサーバー(domain-sub-vm-4)から、同期元となるサーバー(domain-sub-vm-2)のSSASプロジェクトが参照できることを確認した。その結果は以下の通り。

 

1) 同期先となるサーバーにログイン

f:id:purin_it:ssas_confirm_remote_1

 

2) 同期元となるサーバーのAnalysis Servicesに接続

f:id:purin_it:ssas_confirm_remote_2

 

3) 同期元のSSASプロジェクトを参照できることを確認

f:id:purin_it:ssas_confirm_remote_3