ITエンジニアとして経験・学習したこと

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SSAS(SQL Server Analysis Services)をサーバー間で同期化してみた(3)

今回も引き続き、SSAS(SQL Server Analysis Services)プロジェクトのサーバー間同期化について述べる。今回は、SSASプロジェクトの同期を、同期ウィザードを使って行った場合と、コマンドで行った場合について記載する。

 

前提条件

下記記事の環境構築が終わっていること。

www.purin-it.work

 

やってみたこと

  1. 同期ウィザードによるサーバー間同期
  2. コマンドによるサーバー間同期
  3. 同期後の確認

 

同期ウィザードによるサーバー間同期

同期先となるサーバー上で、同期ウィザードの画面を起動し、同期元となるサーバー上のSSASプロジェクトを同期する。その手順は以下の通り。

 

1) 同期先となるサーバー(domain-sub-vm-4)にログインし、ローカル環境のSQL Server Analysis Servicesに接続

f:id:purin_it:ssas_sync_wizard_1

 

2) 同期先サーバー上で、SSASプロジェクトが存在しないことを確認

f:id:purin_it:ssas_sync_wizard_2

なお、SSASプロジェクトが存在する場合は、SSASプロジェクトを選択し右クリックし、「削除(Delete)」メニューを選択することで削除できる

 

3) 「Databases」を選択し右クリックし、「同期化(Synchronize)」メニューを選択

f:id:purin_it:ssas_sync_wizard_3

 

4) 下記ウィザード画面が開くので、「次へ(Next)」ボタンを押下

f:id:purin_it:ssas_sync_wizard_4

 

5) 同期元となるサーバー(domain-sub-vm-2)の外部IP・SSASプロジェクト名を指定し、「次へ(Next)」ボタンを押下

f:id:purin_it:ssas_sync_wizard_5

 

6) そのまま、「次へ(Next)」ボタンを押下

f:id:purin_it:ssas_sync_wizard_6

 

7) 「全てをコピー(Copy all)」を選択し、「同期時に圧縮を使用する(Use compression when synchronizing databases)」にチェックを入れた状態で、「次へ(Next)」ボタンを押下

f:id:purin_it:ssas_sync_wizard_7

 

8) 「今すぐ同期する(Synchronize now)」を選択し、「次へ(Next)」ボタンを押下

f:id:purin_it:ssas_sync_wizard_8

 

9) 同期時のオプション内容を確認し、「完了(Finish)」ボタンを押下

f:id:purin_it:ssas_sync_wizard_9

 

10) 同期処理の終了を確認後、「閉じる(Close)」ボタンを押下

f:id:purin_it:ssas_sync_wizard_10

 

コマンドによるサーバー間同期

同期先となるサーバー上で、同期ウィザードの画面を起動し、同期元となるサーバー上のSSASプロジェクトを同期するためのスクリプトファイルを作成する。その後、そのスクリプトファイルを利用した同期処理を行う。その手順は以下の通り。

 

1) 上記「同期ウィザードによるサーバー間同期」の1)~7)を実施

 

2) 「スクリプトファイルに保存する(Save the script to a file)」を選択し、保存するファイルパスとファイル名を指定後、「次へ(Next)」を押下

f:id:purin_it:ssas_sync_command_2

 

3) 同期時のオプション内容を確認し、「完了(Finish)」ボタンを押下

f:id:purin_it:ssas_sync_command_3

 

4) 下図のように、指定したファイルパスとファイル名でXMLファイルが作成されていることが確認できる

f:id:purin_it:ssas_sync_command_4

 

5) 作成されたXMLファイルの中身は下図の通り

f:id:purin_it:ssas_sync_command_5

 

6) Windows Power Shellを起動し、「Invoke-ASCmd -InputFile:"(保存された設定ファイルへのパス)" -Server:localhost」と指定すると、同期処理が行われる

f:id:purin_it:ssas_sync_command_6

 

なお、Invoke-ASCmdコマンドレットは、コマンドプロンプトから実行することもできる。その実行例は下記記事を参照のこと。
www.purin-it.work

 

同期後の確認

同期ウィザードを使って行った場合も、コマンドで行った場合も、同期後のSSASプロジェクトを確認した結果は以下の通り。

 

1) 同期先となるサーバー(domain-sub-vm-4)にログインし、ローカル環境のSQL Server Analysis Servicesに接続

f:id:purin_it:ssas_sync_confirm_1

 

2) 下記のように、同期元と同じSSASプロジェクトが確認できる

f:id:purin_it:ssas_sync_confirm_2